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企業PRを語る社長対談【株式会社エクストリーム 佐藤昌平代表取締役社長CEO✖株式会社ネタもと 本村衆代表取締役社長】

企業の成長に欠かせないPR戦略。情報とモノが溢れかえる今の時代に、企業PRをサポートする事業を展開しているのが、株式会社ネタもとです。

企業・団体と報道関係者をつなぐ「PRプラットフォーム」など、独自のサービスにより企業のPR体制構築を促進。

今回は株式会社ネタもと代表取締役社長 本村衆と、エクストリーム代表取締役社長CEO 佐藤昌平様による特別対談を開催しました。「企業PRとブランディング戦略」をテーマに、現状の課題、未来の可能性を探りました。

【日本企業のPRにおける課題とは?2軸で考える企業のPR戦略】

– まずは本村社長に、ネタもとの事業について質問させてください。PRは属人的な業務という印象がある中で、プラットフォームという発想はどうやって思いついたのでしょうか?

本村「まさに属人的であるという点がPR業界の課題で、だからこそ思いついたと言えます。15年ほど前は今以上にアナログな考え方の人が多かったので、うまく仕組み化できればビジネスチャンスがあると考えました。おかげさまでご好評いただき、現在では約1,500媒体もの報道関係者が登録・利用しているサービスにまで成長しています」

佐藤「PR業界がアナログ、という課題は今も変わらないのでしょうか?」

本村「そうですね。ただ個人的により重要な課題だと感じている点は“規模感”ですね。日本のPR業界の市場規模は、アメリカの10分の1程度なんですよ」

佐藤「なるほど。アメリカのGDPが日本の約4倍ですから、もっと規模が大きくてもいいはずですね」

本村「この差が生まれる理由として、私は日本人がPRと広告の違いをわかってないからだと考えています。クライアントが何をゴールにするべきか、何をKGIとして測るべきかをわかっていない。このような状況を打破するために、弊社は『お客様に広報を自走化していただく』ことをビジネスコンセプトに設定しており、企業自身が情報を発信できる体制を整えるサポートを行っています」

佐藤「確かに、今の時代は企業が自ら情報を発信しなければ、ステークホルダーまで情報が届かない時代です。弊社でも4年ほど前からコーポレートサイトをオウンドメディアとして運用しています。業務実績や社員インタビュー、エンジニアブログなど様々な情報を発信し、年間UU数も40万UUほどになりました。また企業PRの一環として、3年前からイルミネーションイベント『池袋西口公園 extremeイルミネーション』を実施しています」

本村「イルミネーションは製品が主体のPRではない、いわゆるコーポレートPRですから、一般の方も興味を持ちやすいですよね。企業が行政や地域とタッグを組んで行うイベントは『地域貢献』『官民連携』などの要素も含まれるので、メディアもさまざまな切り口で報道できます」

佐藤「毎年、地元池袋の皆様をはじめ、取引先の方々、行政の方々など様々な方面からご反響をいただいていますし、たくさんのテレビ番組やwebメディアに取り上げていただきましたので、少なくないPR効果が生まれたと考えています。また、一方で課題として挙がっているのがプロダクトPRです。弊社の”デジタル人材事業”では、エンジニアやクリエイターなど弊社のデジタル人材がクライアントのプロジェクトに参画しソリューションを行うものなので、目に見える製品があるわけではないんです」

本村「いわば“人がプロダクト”という仕組みですよね」

佐藤「その通りです。となると、私含め社員をどう出していくかがカギになると考えています。エクストリームの社員はどんな人たちで、どんな想いで働いているのか、どのように打ち出すべきなのかなと」

本村「社員の想いや、働く姿勢を伝えていくことはとても重要ですね。更に言えば、コーポレートPRとプロダクトPRを同時に動かすことが大切です。今は革新的な新製品も生まれにくい時代ですから、プロダクトPRだけではメディアも取り上げにくい。どういう想いでその商品を出しているのか、商品の背景にまつわるストーリーまで出すことで共感が生まれます」

【「社長と馬が合うか」も重要? PRにおける、社内向け情報発信の重要性】

– インナーブランディングにもPRの手法を活用できないかと模索している企業も多いようです。

本村「インナーブランディングは私自身、大いに悩んだポイントですね。かつて上場準備しているときに、思い切ったことができない状況がジレンマでした。『自分は何をやりたいのか』と考えていた時、自分の考えを浸透できる会社をつくりたかったと気づいたんです。そこで『ネタもとLIFEBOOK』という冊子を作り、仕事から生き方まで、私の考えを言語化しています。最終的には、私の考えを会社全体に浸透させて、会社が成長し続ける状態をつくることです。そのために仕事していますし、『ネタもとLIFEBOOK』もそのための取り組みのひとつです」

– 自身の想いを社内に浸透させるという意味で、佐藤社長が意識しているポイントはありますか。

佐藤「社内向けの情報発信と同時に、対外的な情報発信にも積極的に取り組むようにしています。昨年、山之内すずさんを起用したTVCMを放送しましたが、新規顧客獲得を主な目的としつつも、社員に対して『TVCMを放送するような企業で働いているんだ』と誇りに思ってほしいですね」

本村「そういったTVCMをはじめとするメディア戦略はインナーブランディングにも大きな影響がありますよね」

佐藤「また、積極的に雑誌やwebメディアの取材に自分自身が出ていくようにして、自分の言葉を伝える機会を設けています。例えば今(取材当時)は新幹線のグリーン車でおなじみの“Wedge”に私のインタビューが掲載されていますが、経済誌だけではなく色々な媒体に露出することで、ステークホルダーへのアピールにつながると考えています」

本村「社長が自身の考えを発信することは、社内向けの情報発信としても非常に重要ですね。会社の評価制度や福利厚生をいくら整えても、結局のところ離職率に大きく影響するポイントは“社長と馬が合うかどうか”だったりするわけです」

佐藤「その点はとても共感します。本村社長は社員に対して、自分の考えをストレートに伝えるタイプですか?」

本村「もう、ガンガン伝えていますよ(笑)社長の考え方に共感して入社する人の方が、スキルも伸びる印象があります。弊社は『私の考えに共感できなければ辞めてもいい』と明言しているくらいですから。その代わり先ほどのようなツールを活用してしっかり伝えるよう努力していますし、応えてくれた社員にはキャリア面でも金銭面でもしっかりと還元しています」

【「あなたは何のために働いていますか?」考え続け、発信しつづけることの大切さ】

– 日本企業の情報戦略はCIOなど「自社の情報をどう発信するか」を管轄する責任者がいない点も課題だと言われています。

本村「やはり、PRの意味を理解しきれていない経営者が多いのではないでしょうか。そもそも、広報部がある企業は少ないですよね。だからこそ日本のPR市場は伸び代があるとも言えるのですが」

佐藤「上場企業でも広報は総務部が兼任している、という話もよく聞きます」

本村「アメリカではCIO(Chief Information Officer)と言えば経営層の中でも重要なポジションとして扱われていて、そのくらい情報発信が重要視されているんです。とはいえ、いくらメディア環境が変化しても、結局のところ人の心を動かすのは情報の中身、コンテンツです。時代の変化を意識しつつ『いかに良質な情報を発信していくか』を常に考えて、情報発信の体制を整えておく大切さはどんな時代でも変わりません」

– 最後に、企業PRに関して今後の展望を教えてください。

本村「経営者に対して『PRってこういうことをやるんですよ、とても意味があることなんですよ』と啓蒙することが私たちの使命だと考えています。経営者の方に『あなたは何のために経営していますか』と聞いても、ほとんどの方は答えられない。でも、そういう想いがなければ会社を経営する意味が無いですし、想いを言葉にできなければ消費者やメディアが動くことはありません。広告でもSNSでもフル活用して『自分は何者なんだ』『自分はこれがしたいんだ』と伝え続けることが何より大切です。そして、私たちはそんな熱意のある企業の情報発信をサポートしていきたいと考えています」

– 佐藤社長はいかがでしょうか。

佐藤「エクストリームの存在感を伝えるコーポレートPR、事業の魅力を伝えるプロダクトPRの両輪で、情報発信を継続していきたいと考えています。特に求職者の場合は社名をパッと見て、何となく知っている会社にエントリーするわけではありません。そのためにはTVCMやインタビュー取材などのいろいろなPR施策を継続していくことで、エクストリームという名前を頭の隅に残してもらう必要があります。だからこそ、粘り強く情報を発信し続ける姿勢が重要なのではないでしょうか」

本村「そうですね、継続することで企業のファンが生まれます。PRの本質的な目的はファン作りなんですよね。エクストリームのファンを作っていけば採用にもつながり、社員が会社のファンなら離職率も減り、企業が永続的な存在になっていきます」

佐藤「グローバルな規模感を目指すという志は共通するものがありますね。ネタもとさんはPR、弊社はデジタルクリエイティブで、共にお客様の事業拡大をサポートしていければ嬉しいですね」

本村様、ありがとうございました。

エクストリームは今後も「デジタルクリエイタープロダクション」として、日本のデジタルクリエイティブに貢献するための情報発信を行っていきます。

株式会社エクストリーム様 対談ページ
【株式会社ネタもと 本村衆代表取締役社長】 企業PRを語る社長対談
https://www.e-xtreme.co.jp/topics/48485/

株式会社エクストリーム様 公式サイト
https://www.e-xtreme.co.jp/
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